看護師の足が臭い理由!思っていたよりも明確な原因があった
看護師の足が臭い理由は、たったの1つしかありませんでした。
それが原因になり、全ての元凶になっているんです。
では、何が一体原因なのでしょう?
それは、イソ吉草酸です。
どのように発生するのかというと、足に住んでいる常在菌が、汗や皮脂を分解したときに発生します。
このイソ吉草酸を発生させないようにすることができれば、足が臭いということは無くなるわけですね。
看護師の足が臭い原因になる、イソ吉草酸ってどんな酸なのでしょう?
イソ吉草酸は悪臭防止法で規制されている
イソ吉草酸は、悪臭防止法に認定されている酸です。
どおりで臭いわけですね。
しかも、かなりの威力を秘めているんです。
一般的な規制値を見ると、その破壊力は一目瞭然。数値が低いほど強烈。
だって、それだけの量で規制されるニオイになるわけですから。
トルエン(ガソリンのようなにおい)が『10』
アンモニア(し尿のようなにおい)が『1.0』
硫化硫黄(腐った卵のようなにおい)が『0.02』
トリメチルアミン(腐った魚のようなにおい)が『0.005』
イソ吉草酸は『0.001』
これすごくないですか?
腐った魚よりも臭いってことになってるんですよ?
腐った魚ですよ?(しつこい・笑)
腐らなくても生臭いと思うのですが、そんなレベルじゃないくらいってことなんですよ。
ニオイの強さについては、岐阜市のサイトにあるPDFから抜粋しております。
どのような場合にイソ吉草酸が増えるのか
では、どういうときに増えるのでしょう?
冒頭でも書きましたが、汗や皮脂を分解したときに増えます。
忙しい看護師の靴の中は湿気がとても多くなります。
この湿気は、汗によるものですよね。
そして、湿度が高くなることにより皮膚が柔らかくにあり、皮脂が捲れやすくなりますしはがれやすくなります。
ですから、靴の通気性が悪ければ悪いほど、汗は靴の中に充満してしまい、足は臭くなるというわけです。
スニーカータイプのナースシューズと愛用のブーツを比べたら、愛用のブーツのほうが臭くありませんか?
それは、通気性が悪いので汗が増えるからです。
足の裏からは、1日に200ml程度の汗が出ると言われています。
200mlは、コップ1杯と考えていただければと思います。
どうりで、「ウッ!」ってなるくらい、臭くなるわけですよね。
しかも、イソ吉草酸は肌や靴に定着しやすい性質があります。
だから、足も靴も臭くなってしまうわけなんですね。